京都で「次世代エコカー(PHV)タクシー」が誕生します。
—トヨタ プリウス プラグイン・ハイブリッドを観光タクシー・ハイヤーに—

 弊社は、トヨタ自動車㈱が平成21年12月14日に市場投入を開始した次世代エコカー、プリウス・プラグイン・ハイブリッド(PHV)を5台導入致します。年内に納車を受け、平成22年1月に京都市内で運行を開始する予定です。 プラグイン・ハイブリッド車を観光タクシー・ハイヤーとして本格的に活用する取り組みは、初めての事例となります。

ハイブリッドタクシー「プリウス」誕生から10年

導入するモデル車両 (写真提供:トヨタ自動車㈱)

プリウス プラグイン・ハイブリッド(PHV)

■ 運行開始:平成22年1月中旬
■ 導入台数:5台 (平成22年3月までに順次導入)
■ 車種区分:中型(4名様乗り)


 PHVは、ハイブリッド車(HV)に家庭用電源から充電できる機能を加えた車両で、近距離は電気自動車として走行し、中長距離走行時は、エンジンを併用して走行できるため、バッテリーの残存量や充電インフラの整備状況にかかわらず使用することができます。 電気自動車(EV)よりも安定した長距離運行が可能で、後部座席の乗り心地、耐久性などに優れていることから、タクシー・ハイヤーとしての運行も可能と判断しました。

 日本を代表する“おもてなしの空間”である観光文化都市・京都のエコツーリズムを担う観光タクシー・ハイヤーとして、その最前線で活用するとともに、地元京都のお客様に身近に次世代自動車を体感いただくため、タクシーとしても京都市内を運行します。

 国より「EV・PHVタウン」に選定された京都府は、京都議定書を生みだした都市としてお客様の環境に対する意識も高く、各所で充電スタンドの設置などの取り組みが進んでいます。今後、燃料電池車など次世代車両が続々と登場することが予想されます。新技術の活用に対応できる体制を固め、「京都議定書」を生みだした京都を基盤とする旅客運送事業者として、地域に貢献し、企業活動と自然環境の調和を目指して、公共交通機関としての社会的責任を果たしてまいります。

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